めんどくせぇことばかり 湯ノ丸山から烏帽子岳まで行くはずだったが
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湯ノ丸山から烏帽子岳まで行くはずだったが

浅間連峰二日目は、湯の丸山から烏帽子岳へ。

昨日の内に、車坂峠から地蔵峠に移動。地蔵峠駐車場で車中泊。トイレからも遠くない、かつ飲んでいる姿が人目につきにくい場所に車を置く。

保温バック入れて持ってきた凍らせたご飯をおかゆにし、マルシンハンバーグを焼いて、つまみ代わりの夕食にする。飲み始めたのは五時頃か。周囲を高地トレーニングのランナーが走っている。六時を過ぎるとそれもいなくなり、つまみはさばの味噌煮缶に代わる。それが終わることにはいい具合に酔ってきて、徐々に薄暗くなる。最後に〆のラーメンを食べて、翌日の準備をし、七時半就寝。広い駐車場には同好の士の車が数台。

二時過ぎに目が覚める。車のエンジン音がきっかけだったようだ。そのあとは、うつらうつら、寝たり起きたりを繰り返す。三時半、エンジン音、ライト、人の話し声で目が覚める。しばらくすると人の話し声が移動しはじめる。起き上がってみると、ヘッ電が二つ、スキー場のゲレンデに向かっていく。真っ暗の中、登りはじめたようだ。

どうも、これ以上眠れそうもないので、四時を期に周囲に気を遣いながら準備を始める。駐車場を確認すると、車の数は夕べの倍以上になっている。

シュラフをたたみ、空いたスペースにガスバーナーをセットして火をつける。夕べ同様、持ってきたご飯をおかゆにして、納豆おかゆご飯とふりかけ。天候を確認すると、なんとか六時以降はお日さまマークになっている。

五時に女性の登山者がひとり、烏帽子登山口に向かった。トイレを済ませて荷造りをはじめると、また新たな車がやってきて、すぐ隣に停まる。身なりを整えて、すぐ烏帽子登山口に向かった。続いて私も出かける。湯ノ丸に向け、ゲレンデをそのまま登ることにした。
地図

下からは、ゲレンデの上部まではっきり見えていた。しかし、リフトの終点まで来ると、その先はガスっている。上につく頃には晴れるだろうと呑気に考えて先へ進む。

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一八〇〇mあたりに広がるつつじ平あたりから振りかえる。桟敷山と小桟敷山の向こうに雲海が見えるが、すぐに上部のガスが降りて来て隠してしまう。

登山口からスキー場上部の一八五〇あたりまでの標高差一五〇m、それから一八六〇から山頂二一〇〇mまでの標高差二四〇mがすごい急登だが、要は三九〇m登るだけ。湯の丸山って、さほど苦労する山じゃないんだな。そこに花や蝶の楽しみがあるんだから、人気の山になってるわけだ。

IMG_3942.jpg 急斜面の脇に、ヤナギラン、ツリガネニンジンソウ、イタドリが作る極上のお花畑が現れる。ガスの中だけど、確かに楽しい。
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ウメバチソウイワインチン
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ウツボグサコキンレイカ

この日も、花の写真を撮りながらプラプラ歩いて、一時間二〇分ほどで山頂に着いた。途中、三時半出発の二人組にあった。そんなのは、その二人だけだろうと思ったら、二人の年輩の方ともすれ違った。びっくりして「朝の散歩ですか」と声をかけてしまった。不適切だった。「ご来光を見に」と返された。

案の定、山頂はガスっていた。

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IMG_3952.jpg強い風で、ガスが吹き飛ばされる瞬間もあるが、たまに、ごく小さな青空を望める程度。

昨日、今日と、同じようなケースの天気なんだろう。そして天候の回復が遅れる。私にはよくあるパターン。
でも、六時出発予定のところ、だいぶ早く出た。山頂にて、現在六時四〇分。八時に湯の丸山を出発する予定なので、時間はたっぷりある。腰を据えて、天候の回復をゆっくり待つ。ただ、風がめっぽう強い。広い山頂の北側にある、大きな岩の影で、ヤッケを着込んで待つことにした。

ときおり、ガスが吹き飛ばされて太陽が弱々しく、たまには勇ましく顔を出すが、すぐにガスに覆い尽される。そんなことを何度も繰り返す。一喜一憂は、最初の数回でやめる。天気を確認すると、お日さまマークが七時に後退している。このマークはこのあと、八時、九時と後退していく。いくらでも待ってやる。

待つこと一時間半。八時一〇分、その時がやって来る。最初は思わせぶりに、やがて大胆にガスが吹き飛ばされていく。一気に景色が広がる。

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西には北アルプスも見えてきた。山頂部分には雲がまとわりつくが、雪の残る山容ははっきり見えている。
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IMG_3970.jpg特徴のある山頂が見えないのは残念ながら、左は鹿島槍だろう。右は五竜。
IMG_3971.jpgその先には爺ヶ岳を挟んで、白馬三山が続いているはず。

あの雪渓は間違いないだろう。
IMG_3973.jpg南には富士山。

右手に八ヶ岳、左手に奥秩父だろう。
IMG_3979.jpg頂上部分に雲が残るが、北には四阿山に草津白根。
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そしてようやく山頂まで姿を現わした浅間山。

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まさに粘り勝ち。ああ、気分がいい!

IMG_3978.jpgだけど、少々待ちくたびれてしまって、烏帽子岳に向かう気力がない。夕べの寝不足もある。

車の運転も考えて、下山を決めた。
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最後に、湯の丸山山頂に敬意を表してパチリ。下山開始。

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来たときとは大違いの山頂を見上げる。最初からこの景色だったら・・・。

IMG_3987.jpg 下山途中も、ご機嫌な道。
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アザミにとまるヒョウモンチョウシモツケソウ
IMG_3932.jpg最後の最後、湯ノ丸キャンプ場手前でアサギマダラにあえた。
IMG_3988.jpg キャンプ場から見上げる湯の丸山。下山途中、たくさんの人とすれ違った。今日は山の日か。それで人が多いのか。天気がよくなって良かった。

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テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

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Author:イーグルス16

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3000の死体を観察してきた解剖学者と400人以上を看取ってきた訪問診療医。
死と向き合ってきた二人が、いま、遺したい「死」の講義。
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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本


















































































































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