めんどくせぇことばかり 北拉致と国際親権問題を同一視 
FC2ブログ

北拉致と国際親権問題を同一視 

5月8日の産経ニュースによれば、拉致被害者家族会の増元照明事務局長らが国務省でキャンベル国務次官補と面会した際、キャンベル氏が、拉致問題解決への強い関与と協力を約束。その上で、国際結婚の破綻に伴う「子の連れ去り」問題に言及、並行して親権の問題を考えて欲しいと発言したという。その際、増元氏は直接キャンベル氏に対して、「親権問題は夫婦間の問題だが、拉致は国家的な犯罪だ。北朝鮮で命の危険にさらされている人間の問題を親権の問題と同一視するのは納得できない」と反論したという。

キャンベル氏の退席後、ズムワルト国務次官補代理が、子の連れ去りも拉致も「アブダクション」という言葉を使うことから混同が生じると釈明。米国としても拉致問題に取り組んでいく考えを示したというが、増元氏の言行は立派なものであり、物事の本質をついている。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120508/amr12050814350005-n1.htm

さて、この状況から考えればキャンベル米国務次官補は、拉致問題についてアメリカを頼ってきた憐れな被害者家族から、思ってもみない反論にあい、言い返す言葉もなく逃げ出したように思われる。しかし、もともとキャンベル氏はこの国際親権問題を「子の連れ去り」、「拉致」と捉えているふしがある。事実、2010年、米下院はハーグ条約への日本の消極性に苛立ち、「拉致」という言葉を使って日本を批判している。アメリカ全体にその風潮が強い。

しかし、このハーグ条約が制定された当時の想定は、「結婚の破綻に遭遇し、自分に有利な判決を得ようとした父親が、主に母親の手で養育されてきた子を、子の利益とは無関係に外国に連れ去る」という状況であった。ハーグ条約は、「親のどちらかが子を外国に連れ去った場合、元の国に戻す」ことを規定したもので、上記のような想定を前提にして緊急避難的な強制力を期待したものであった。

  *ちょっと待って!ハーグ條約http://hague-shincho.com/


日本は、「連れ去り天国」のように言われているらしいが、まったく想定とは異なった状況である。緊急避難的な強制力に期待しなければならない事態は、そこには存在しない。ハーグ条約が日本人にも適用されるようになれば、多くの日本女性が新たな悲劇にさらされることになる。

まずは、相互の子ども観、家族観、宗教観の違いを理解することだ。日本と欧米の間には埋め難い溝がある。日本人が五〇歩譲ることがあっても、彼らの多くは一歩たりとも譲ることはないだろう。それを承知で外国人に配偶者を求めるなら、日本でともに生活すればいいい。もし、日本女性がアメリカ男性とアメリカで結婚し、子どもをもうけるなら、自分が子どもとともに、二重三重の悲劇にさらされることがあり得ると覚悟すべきだ。

キャンベル氏は別の機会にこういう言葉を使っている。『アメリカ人は忍耐強い。しかし限界がある』

同じセリフを、大東亜戦争開戦まで滞日米大使を務めたジョゼフ・グルーが言っていた、アメリカ人が一方的な正義を振りかざすときに使うセリフだ。

アメリカでは、この問題は加熱している。この度のキャンベル氏の発言も、そうしたアメリカ国民の加熱状況を反映したものだ。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120328/amr12032819400010-n1.htm

人気ブログランキングへ
関連記事

テーマ : アメリカ合衆国
ジャンル : 政治・経済

コメントの投稿

非公開コメント

ありがとうございました



「《めんどくせぇことばかり》は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。」
よくお越し下さいました

イーグルス16

Author:イーグルス16

息も絶え絶えです、ぜひ応援してください


火山の噴火、土石流に土砂崩れといった災害は、人々の目を山の高見に向けさせた。
それ故に山は、恵みと共に、畏怖の対象でもあった。
カウンター
カテゴリ
こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本


























































































検索フォーム
RSSリンクの表示
最新記事