めんどくせぇことばかり 

シリア攻撃

CNN.co.jp 2018/04/14
トランプ大統領、米英仏によるシリア攻撃を発表
https://www.cnn.co.jp/usa/35117740.html
(全文)
ワシントン(CNN) トランプ米大統領は13日、シリア政府による首都ダマスカス近郊の反体制派支配地域への化学兵器攻撃への対応として、シリア政府施設への攻撃を命じたと明らかにした。

トランプ氏はホワイトハウスで、「シリアの独裁者、バシャール・アル・アサドの化学兵器能力に関連する目標に対して精密攻撃を行うよう米軍に命じた」と明らかにした。

攻撃はフランスや英国と連携して行われ、目的は「化学兵器の製造、拡散、使用に対する強力な抑止力を確立することだ」とも述べた。

大事なことは、《米英仏でやった》ってことですね。最初からアサド排除まで持っていくつもりもなかったろうし、直接、攻撃の大きな効果を狙うのであれば、「(ミサイルが)やってくるから準備しろ」とは言いませんよね。しかも、当初の攻撃で、『「完璧に実行された」と、「作戦完了」を宣言した』ってことですよね。結局は、《米英仏でやった》ってことが大事なことだったんですね。
NHK NEWS WEB 2018/04/14
「アサド政権の化学兵器使用阻止へ空爆」英首相
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180414/
k10011403081000.html
NHK NEWS WEB 2018/04/14
「アサド政権は一線を越えた」仏大統領
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180414/
k10011403091000.html

いまさら、「アサドに思い知らせてやる」必要なんてどこにもないでしょ。もとからロシアが絡んでくれなかったら、とっくに反政府側が政権を握ってたんですからね。そうそう、相手はプーチンですね。「いい加減にしとけよ」ってね。だけど、ロシアとの距離が微妙な国もありますね。次の二つ。
NHK NEWS WEB 2018/04/14
「米英仏の決意を支持する」安倍首相
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180414/
k10011403281000.html
NHK NEWS WEB 2018/04/14
「米英仏の責任ある行動を支持」独メルケル首相
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180414/
k10011404001000.html
日本とドイツです。申し合わせたように、・・・申し合わせたんだと思いますが、・・・同じコメントですね。「米英仏でやる。日独に共同歩調を求めることはないが、強い支持を・・・」ってくらいの認識の共有はあったでしょう。

さて、今回の実力行使、カギを握る国はトルコじゃないかと思います。
ロイター ワールド 2018/04/05
露・トルコ・イラン首脳、シリア情勢の安定に向けた協力確認
https://jp.reuters.com/article/mideast-crisis-syria-turkey-idJPKCN1HB38Q
(全文)
ロシアのプーチン、イランのロウハニ、トルコのエルドアン大統領は4日、内戦が続くシリア情勢について協議した。3カ国はシリアに安定をもたらすための取り組みを強化することで合意した。

3カ国首脳はトルコの首都アンカラで会談。シリアの安定確保に向けた取り組みを加速させる、との共同声明を発表した。

会談後の共同記者会見でエルドアン大統領は、和平への希望は強まっていると語った。

3カ国はそれぞれ異なる思惑から内戦への介入を続けており、和平推進に向けた連携はこれまでさほど効果をあげていない。イランとロシアはシリアのアサド政権を支援。一方、トルコは反体制派を支援してきた。ただ、米大統領がシリアからの早期撤退の意向を示す中、シリアにおける3カ国の中心的な役割が浮き彫りになった。
米高官は、トランプ大統領がシリアに駐留する米軍の比較的早期の撤退を望んでいると明らかにした。高官は「すぐに撤退することはないが、一方で大統領は長期の駐留も意図していない」と説明した。

シリア北部には、イスラム国(IS)」掃討のために約2000人の米軍が駐留しているが、トランプ大統領は3日、シリアから米軍を撤収する時期が来たと語った。


まるで、対米三国同盟ですね。そのトルコが、米英仏の行動を支持しました。「重大な犯罪行為」と批判したイランとは対象的です。
NHK NEWS WEB 2018/04/14
「米英仏の軍事作戦は正当」トルコ外務省
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180414/
k10011403911000.html
NHK NEWS WEB 2018/04/14
イラン最高指導者「攻撃は重大な犯罪行為」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180414/
k10011404111000.html

もとから、対米緊張度から言うと、トルコの場合、ロシア、イランほどに深刻なものとは思えません。逆に、ロシア、イランは、自ら体制を変革していかないと、必然的にアメリカという巨大な壁にぶつかることになります。そのへんで、エルドアンに対する懐柔工作はあったんだろうと思います。
JIJI.com 2018/04/12
米トルコ首脳が電話会談=シリア情勢で意見交換
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018041200575&g=use
(全文)
トルコ大統領府筋によると、トランプ米大統領とトルコのエルドアン大統領が11日夜、電話会談を行った。「最近のシリア情勢に関して意見交換」したという。

トルコのユルドゥルム首相は電話会談に先立ち、米ロ両国に対し「けんか」をやめ、一般市民を危険にさらす争いをやめる時期だと呼び掛けていた。

米国はトルコがテロ組織と見なしているシリアのクルド人民兵組織を支援しており、この対応をめぐり米トルコ間は緊張状態が続いている。
このあたりでしょうかね。いずれにせよ、中東情勢に関して、トルコは鍵になるんじゃないでしょうか。さっきも書いたけど、ロシア、イランは、体制の変革をしなければアメリカと衝突しますからね。その時、トルコは巻き込まれないほうがいいし、アメリカとってもその方が都合がいいですよね。

今回の出来事、アメリカが意思を示した。・・・そういうことだと思います。

ごめんなさい。もう一つ付け足します。共産党の志位委員長は米英仏の攻撃を、国際法違反と批判していましたね。・・・




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テーマ : 政治・経済・時事問題
ジャンル : 政治・経済

日本人はどこから来たか?『超 日本史』 茂木誠

そうですね。世に言われていることと、実感が違っていたわけです。そんなとき、たしかに私は自分を疑いました。なにせ、自信ってものがありませんでしたからね。

そんな事を考えてしまったのも、この本の第1章《そもそも日本人はどこから来たのか?》を読んだからなんです。

ずっと以前、私は歴史に関してだけは早熟でした。《騎馬民族説》なんて、ワクワクして読みました。『火の鳥 黎明編』の世界ですね。

高校生の時分でしょうか。その頃から、新しい勉強をしている人ほど「日本のルーツは朝鮮半島」って言われてました。私もある程度の時期までは、その方向性で本を読んだりしてました。でも、やっぱりしっくりこない。学生の頃は、好太王碑は日本軍によって改竄されていたなんて言われていてね。そうこうするうちに、「万葉集は古代朝鮮語で読み解ける」だのなんだのって本まで出始めて、即座に否定できるだけの知識はなかったものの、逆に不自然に感じて、本を読んだり調べたりする方向性が変わっていった。

遅れて経済成長を遂げ、自国開催のオリンピックに向け、韓国は勢いに乗っていた。スポーツでも、そして歴史でも、あらゆる場面で韓国人は日本人に対抗してきました。オリンピックを過ぎても、ずっとその傾向は続きますね。それは、日本における“戦後民主主義教育”の波と一緒に、まるですべてを押し流すかのように・・・。

昭和35年生まれの私たちの世代はまだましなんだけど、それ以降は本当に自虐史観の教育を施された世代に入っていきます。私が自力で方向性を変えられたのは、その前を知っていたからかな。

でも、方向性を変えても、なかなか参考にできる本、人物を探すのは難しかったですね。渡部曻一さんにしたって、黄文雄さんにしたって、あるいはまたその周辺の人々にしたって、あまり近寄らない方がいい人物という取り扱いでしたからね。



KADOKAWA  ¥ 1,728

世界史とつなげてみれば、「日本」という国の存在意義と強みがよくわかる!
第1章  そもそも日本人はどこから来たのか?
第2章  神話と遺跡が語る日本国家の成り立ち
第3章  巨大古墳の時代と「東アジア版民族大移動」
第4章  白村江の敗戦から「日本国」の独立へ
第5章  大唐帝国から見た「東方の大国」日本
第6章  動乱の中国から離れて国風文化が開花した
第7章  日本史を東アジア史から分かつ「武士の登場」
第8章  シーパワー平氏政権vsランドパワー鎌倉幕府
第9章  国際商業資本が支えた室町グローバリスト政権
第10章  ポルトガル産の硝石を求めた戦国大名たち
第11章  豊臣秀吉の伴天連追放令と朝鮮出兵
第12章  「鎖国」を成立させた幕府の圧倒的な軍事力
終章  徳川の平和、そして明治維新を可能にしたもの

この本の第1章の《日本人はどこから来たのか?》っていうことも、その流れの中で語られたわけですね。その流れの中でしか語られなかったといった方がいいような気がするくらいです。

その流れの中で、さまざまな説が登場してきた様子も、本書の中に語られていますが、大切なのは、その“日本人の起源”をDNAが解き明かしたってことですね。

ミトコンドリアDNAを遡っていけば、母系の祖先がどこから日本列島にやってきたかを特定できるわけです。また、どこから稲作が日本に持ち込まれたかもわかるそうです。

いや、実際、ミトコンドリアDNAを遡って母系の祖先をたどっていけば、地球上の全人類共通の祖先にあたる女性に行き当たるんだそうです。《ミトコンドリア・イブ》と呼んでいるそうです。その女性は、16万年前のアフリカにいたそうです。

実際、私たちの祖先がどこからやってきたのかは、ぜひこの本を読んでみてください。少なくとも、“戦後民主主義教育”で政治込みで語られてきた歴史は、やはり歪んだものであったようです。

面白いのは、このミトコンドリアDNAっていうのは特定地域に特定のグループで固まっているのに対し、Y染色体の分布はかなり錯綜しているらしいんですね。Y染色体はDNAが壊れやすいために、こちらは現代人から解析しなければならないんだそうですが、こちらで男系の血筋が類推できるんですね。

中央アジア西部からシナ北部にかけて広く分布する特有のY染色体があるんだそうです。13世紀の大征服者チンギス・ハーンらモンゴル人のものだそうです。彼らは被征服民の男を殺し、女を略奪品として扱って子どもを産ませたんですね。

同じ傾向が、南米ペルー、インディオのY染色体を調査した結果、95%がヨーロッパ人のものであったそうです。インカの男たちは無残に皆殺しにされ、スペイン人のY染色体がインカの女たちに伝えられた証明だというんです。

歴史の一コマまで分かっちゃうんですね。




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トランプ『日本の難題』 長谷川慶太郎

ものを書いている人の中では、やっぱり長谷川慶太郎さんの視点はしっくり来ますね。肌が合うていうんでしょうかね。最近の世界の動きが早いなかで、自分の見方が、なかなか世間の人の言うことと違うことが多いので、それはやはり不安になるわけですよ。小さい頃から味噌っかす扱いされて、自分の言うことが取り上げられるなんて経験をしないできましたからだと思います。自信がないんですね。

だからといって、声の大きな人の言うことをそのまま受け入れられないんですよね。そんなことなら、一人でいたほうがまし。偏屈なんですね。だけど不安なんですよ。だから無口になるんです。

そんな時に、自分の考えが長谷川慶太郎さんに補強されると、本当にうれしい。今回の本でもそんなところがありました。トランプ大統領に対する評価ですね。

第二部の冒頭でトランプ政権を取り上げているんですけど、副題に《成果を上げ始めたトランプ政権》とあります。私もそう思います。政権内部の確執であるとか、解任や辞任が大きく取り上げられ、“政権崩壊”という活字まで見かけるようになりました。

それこそトランプ大統領が追い詰められて大統領の地位を追われるようなことにでもなれば、人格者のペンス副大統領が昇格して、・・・ってね。

『日本の難題』    長谷川慶太郎

徳間書店  ¥ 1,512

『長谷川慶太郎の大局を読む』の緊急版 アメリカ1年、日本2年好況続く
第一部 日本の難題
1 オリンピック後の日本
2 日本の株価
3 憲法改正
4 核保有
5 天皇制
6 安倍一強
7 製造業の行方
8 EVシフト
9 銀行業界
10 AI時代
11 朝鮮半島
第二部 これからの世界の政治と経済
アメリカ
中国
ヨーロッパ

鍵は、トランプ大統領が公約に掲げていた案件にある。それを実施に移せるかどうかってところに、トランプ政権の不沈はかかっているってことだと思うんです。

どういうことかと言うと、この間ご紹介した『悪のリーダー論』で山内昌之や佐藤優さんが言ってた通り、ドナルド・トランプは原因ではなくて結果なんですね。さまざまな事柄の結果、ドナルド・トランプ大統領の誕生という結果が生じたということです。そのドナルド・トランプが大統領選で掲げていた公約こそが、トランプを今の地位に押し上げたわけですから、結果であるドナルド・トランプ大統領がその公約を実行すれば、ドナルド・トランプ大統領を生み出したときと同じ現象が起こるのが当然のことになるわけですね。

つまり、支持が高まるということです。

大型減税を含む税制改革、大型インフラの整備、イスラエルへの肩入れ、貿易不均衡是正への取り組み、そうそう、この間は、メキシコとの国境に州兵を派遣することが取り上げられましたね。いずれも、大統領選において、アメリカ国民から支持された公約です。

その他にも、北朝鮮問題、イランの問題、それからシリアが毒ガス兵器を使ってる問題ね。アメリカがトランプ政権となって立場を明確にしたことで、いずれも解決への動きが起こり始めてますね。

《アメリカが中立を捨て明確にイスラエル側に立てば中東の紛争が収まる》と長谷川慶太郎さんは言います。同意見です。それが原因で中東が戦火に包まれるなんてありえない。誰がイスラエルに攻撃を仕掛けるんでしょう。誰がアメリカに攻撃を仕掛けるんでしょう。OPECが原油価格を釣り上げたら、アメリカの関連業者がシェールオイルを掘りまくって、産油国が破産する。

『戦争にチャンスを与えよ』という本を読んだけど、戦争による淘汰を中途半端で終わらせれば、その戦争は終わらない。決着がつけば、勝者も敗者も次の段階に進めることになる。その段階で、周囲が敗者を支えていくならいいが、・・・。中途半端な国連、NGO、他国の介入が戦争を長引かせることになる。

トランプ大統領の支持率は、回復基調に乗りましたね。この流れで中間選挙を乗り切れば、だいぶ先が見えてくることになる。おそらく、トランプ大統領という結果は、結果としての役割を果たすことになるんじゃないでしょうか。




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『体脂肪を燃やす最強トレーニング』 谷本道哉 石井直方

いくら食っても太らない方だったんですよ。10代の頃は、ですから身体を大きくするためには筋肉をつけるしかなくて、筋トレに励みました。筋肉質になると、代謝が上がりますからね。よけい贅肉がつかなくなるでしょ。しかも、朝、必ず走ってましたから。削げ落ちちゃってね。30代前半、股関節変形症で足が痛くなるまでは、そんな状態でした。

その後も、足の痛い時期と痛くない時期を繰り返したんですが、走れるときは走りましたから、その状態はけっこうあとまで、40すぎまで維持されてたんですね。

当時の写真を見ると、頬がこけてね。そうそう、病気かと心配されたこともありました。

40半ばからは、股関節の痛みが本格化してきて、走るのはやめて、自転車買ってみたり、うちの中でペダルこげるのを買って、できる時にはやろうとしてたんですけど、そのうちそれもできなくなってね。

それとともに意欲もなくして、できるはずの腹筋とか、上半身の筋トレもやる気持ちが萎えてしまったんですね。

ご飯だけは以前と同様に食ってたんです。太らない体質だったんですよ、・・・昔。でもそんなのは10代の頃の話で、いつの間にか、食えば食っただけ、普通に太る体質になってたわけです。



高橋書店  ¥ 1,188

トレーニングは「量」より「質」 たった5分で筋肉を追い込める裏技テクニック
1 だからやせる! 最強トレーニングのしくみ
2 体脂肪を燃やす 最強トレーニング
3 体脂肪を燃やす食事
※ ちょっとした習慣でも体脂肪を燃やす


代謝が落ちてるから、以前のように、30代までの頃のようにトレーニングをしても削ぎ落としたような身体にはならないでしょう。でも、そんな事を言う前に、まずそんな時間は取れません。トレーニングなんかできない日々が長く続きましたので、それに変わる日常に移り変わっていきました。だから、新しい生活様式に変わってきたわけです。新たに始めたことも、やはり辞めるわけには行きません。

まあ、あと2年で定年ですから、そうすれば時間は取れますけどね。でもそんなに待ってもいられない気持ちです。だから、この本を買ってみました。

食事の楽しみは減らさない。ほかにやることが多くて時間が取れない。

その条件をクリアーして、その上での『体脂肪を燃やす最強トレーニング』ということなので、興味をそそられたわけです。なにしろ、・・・

①短時間で筋肉を追い込む
②痩せやすい体に変わる
③自宅で手軽にできる
④関節にやさしく安全
⑤スポーツでも使える筋肉がつく

これが、売り物の本ですからね。・・・もちろん、この手の本は、10冊試して1冊でも当たればOKの部類ですからね。それも承知のうえです。《たとい法然聖人にすかされまいらせて、念仏して地獄に堕ちたりとも、さらに後悔すべからず候》の心境で、とりあえず取り組んでみましょう。

・・・地獄に堕ちたくありませんけどね。




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『世界のまちがど地政学』 藻谷浩介

「第二次世界大戦における日本は、日本から仕掛けて、それで無様に負けて、あげくの果てに占領されちゃった」って言うんですよ。この本の著者の方。さらに続けて、「群島にある単一言語国家という地政学的メリットもわきまえずに、半世紀ほど帝国主義の真似をして大陸を侵略した結果の、日本人の歴史上最大の失敗」って言うんです。たしかに、“失敗”には違いありませんけどね。負けたんですから。

さらに続けて、「戦後には軍事ではなく欧米アジアを結ぶ海上通商に徹することで、逆に空前に繁栄をしますが、これこそ地政学的地位を最大限に活かした妥当な道」と言います。

ああ、この人、内田樹さんのファンなのか。「日本語しか話さず、行ったこともない他の世界のあり方を勝手に解釈するのは、地政学ではありません」・・・だそうです。

たしかに日本は辺境ですね。自ら世界を作り変えようとする国ではないです。だから、対応しなければならない。シナ大陸が危険な状況であれば、対応します。聖徳太子もそうしましたよね。シナ大陸に強力な勢力が登場しない時代は安心なんですけどね。隋がシナ大陸を統一するということは、周辺には大きな脅威だったはずです。

日本は対応する国なんですね。なにも、帝国主義の真似事をしてシナを踏みにじったわけじゃないんですけどね。何かにつけうまく利用されて踏み台にされたのは、日本の方なんですけどね。



毎日新聞出版  ¥ 1,188

歴史認識と現場で今まさに起きていることの療法を踏まえた現代の地政学を論じたい
第1章 “ドイツの北方領土”カリーニングラードで考えた
第2章 求心力と遠心力が織りなす英国、その多様性と業
第3章 旧ソ連・コーカサス三国“世界史の十字路”の混沌と魅惑
第4章 スリランカとミャンマーを巻き込む、インド対中華の地政学
第5章 台湾・韓国・中国の高速鉄道乗り比べ
第6章 南北米州の隅っこから、21世紀の地球が見える


たしかに、よく海外に出かけてますね。こういう人が持ち帰った知見はとても重要だと思います。一人でも多くの方に、著者の藻谷さんのように、とにかく“現地を見てくる”ということを実践してほしいですね。・・・私は行きませんけど、皆さんの書いたものを読ませてもらおうと思います。きっと、著者の藻谷さんとはまた、違うものが見えてくる場合もあるんじゃないかと思いますよ。そういう本が出版されるのを楽しみにしています。ただ、行っちゃいけない場所がありますからね。そういう場所には、藻谷さんも行っていないので、煽られないでね。朝日新聞に煽られて、アフガニスタンに行って殺されちゃった人もいるらしいですからね。

第1章のカリーニングラードの話なんか、本当に勉強になりました。「固有の領土だから返せ」と言っても、ロシアが返さないはずです。固有の領土を返さなくなったら、ロシアはいろいろ返さなきゃいけなくなっちゃうんですね。だから、最近は“第二次世界大戦の結果”ってことにしてるんですね。

そういう点は真似してほしいんです。だけど、著者の認識は、カエルの楽園のデイブレイクと同じかな。きっと、ウシガエルに国を乗っ取られたあとも、同族を犠牲にして生き延びるのかな。

《“核の傘”論とは、米国が原爆を落とした現在を正当化するために無理に作っている理論、現実主義的な考え方の対局にあるイデオロギー》だそうです。・・・ぜひ、金正恩や習近平を説得してもらいたいところですね。なかでも、習近平を説得してもらいたいな。中華人民共和国の軍拡は、周辺にとってとてつもない驚異ですからね。・・・歴史を踏まえるとね。私が歴史を踏まえるのと、著者が歴史を踏まえるのは、どうも意味が違うようです。

最後にもう一度繰り返しますよ。

「日本の中にこもって、日本語しか話さず、行ったこともない他の世界のあり方を勝手に解釈するのは」・・・どうも、藻谷さんが許してくれないようですよ。




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『日本は誰と戦ったのか』 江崎道朗

自分のやってること、考えていることが本質から遠く離れていることを、実はどこかで意識している。そちらに思考を向けようとすると、心のどこかで、なんらかの制御が働いてしまう。

それは言霊信仰であったり、御霊信仰であったりといった、日本人の宗教心に支えられたものであるだけに質が悪い。その宗教心ゆえに、日本人はその歴史の中で、たびたび過ちを犯してきた。幕末の黒船来校への対応、第二次世界大戦に向かう過程においても、戦争遂行においても、高度成長期の公害対策においても、バブル崩壊後の戦争遂行においてもさまざまな社会現象においても・・・。

この本にも書かれているように、フランクリン・ディラノ・ルーズベルトの進めた戦争政策を全肯定する立場のすべてを押し付けられて、戦後の日本社会はスタートを切った。アメリカでは、戦後間もなく、FDRの時代を検証する努力が始められたそうだ。その力は今、アメリカ全体を覆っているとはいい難いが、それなりの成果を上げつつある。

にもかかわらず日本では、嘘を押し付けられて、欧米のアジア侵略の債務まで押し付けられて、その上、固有の領土まで侵されているにもかかわらず、いまだにその嘘の海を漂っている。

第二次世界大戦に向かう過程を、戦争政策を批判する人たちも、実は囚われているんだ。レーニンがどんなに酷いやつだろうが、スターリンが何千万人殺そうが、ひとえにマルクス主義を信奉してやまない方々も、実は、言霊信仰、御霊信仰に囚われた、最も日本人らしい日本人であることを、その批判的精神を持って、自ら証明しているわけだ。

FDRはヤルタ秘密協定で、満州・樺太・千島列島・北朝鮮とそこに住む日本人をスターリンに売り渡した。さらに、それを実体化するやめ、ならず者のソ連軍を極東に向かわせる必要があった。そして、そのための時間を必要としていた。

「日本を降伏させてはならない」

布石は打ってあった。カサブランカ会談後の記者会見で、FDRは枢軸国に無条件降伏以外の降伏を許さないと言い放った。会談相手のウィンストン・チャーチルでさえ寝耳にミミズ、いえ、寝耳に水の話だった。

それでも日本は、有条件による“敗北”を模索した。しかし、間に合わなかった。スターリンは、まんまと欲しいものを手に入れた。



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戦後の常識が全てひっくりかえる 衝撃!米保守派の最新歴史研究…日本は?
序 章  日米開戦はスターリンの工作だった
第一章  日米を開戦に追い込んだゾルゲ
第二章  「雪」作戦発動
第三章  オーウェン・ラティモアの暗躍
第四章  乗っ取られたホワイトハウス
第五章  ヤルタ会議を仕切ったアルジャー・ヒス
第六章  握り潰された「反ソ」報告書
第七章  ソ連の対日参戦まで日本を降伏させるな
第八章  ソ連の対米秘密工作は隠蔽されてきた

1930年代、1940年代、アメリカの政策決定の現場には、スターリンの意向をその政策に活かすために暗躍するエージェントたちが巣食っていた。FDRはそれに迎合したし、その死後を受け継いだトルーマンも、立場上隠蔽に加担した。

《アメリカの学会やマスコミは、アメリカを裏切った者たちを、あたかも無実の被害者であるかのようにかばい、むしろ英雄視してきました》

そりゃそうだ。アメリカの学会やマスコミで力を持つ者たちは、コミンテルンの策謀の利得者なんだから。そういった連中が歴史学会やアカデミズムを我がものとするアメリカ社会においては、彼らと国際政治や軍事専門家の間で歴史観が逆転してしまっているんだそうだ。

・・・日本よりは、ましだね。

最後に、著者のまとめを紹介しておきます。
本書を読んで、「やはりルーズベルト大統領とスターリンが悪かったんだ。日本は悪くなかったんだ」というような誤読はしないでいただきたい。国際政治の世界では、騙されたほうが悪いのです。そして先の大戦で、日本はインテリジェンスの戦いで敗北したのです。自戒を込めて申し上げるのですが、その痛苦な反省に基づいて必死に学ぼうとすることが、日本にインテリジェンスの戦いの勝利をもたらすことになるのです。
本書p293

日本が悪かったことが、やはりあるんだな。戦争にも、そしてインテリジェンスでも、日本は負けたということだな。負けてはいけないんだな。



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安倍政権『日本の難題』 長谷川慶太郎

《森友学園問題》、《加計学園問題》、《陸上自衛隊日報問題》

時間を使ってるだけで、どれもこれも「そんな気がする」だけの問題ですね。「そんな気がする」だけで、野党の方々はこの1年を無為に過ごしたことになる。「人の女房を国会に引きずり出せ」なんてことをテレビカメラの前で声高に叫ぶ彼ら、彼女らを見るにつけ、ああやはり、かつてあの人たちに政権を渡していた日々を思い出して、背筋に嫌な汗がタラ~リ、タラリ。

結局、政権を追い込めない彼ら、彼女らを見て、一部には次のような声も聞こえるんです。「また日本は政権を追い込めない。隣の国は、国民が大統領を引きずり下ろし、監獄に送ったっていうのに」

ゾッとするにも程があります。私にそう語った方は、韓国の政治環境を“民主主義的”と讃えておりました。

人の女房を国会に引きずり出すことを求める彼ら、彼女らに話を戻します。自分たちの姿を見て人が背中に嫌な汗を感じていることに、彼ら、彼女らは、実はまったく気がついていないのです。彼ら、彼女らの特質とも言えるでしょう。韓国と同じように、権力の座にある者を引きずり降ろそうとする自分の姿をもい浮かべるだけで、おそらく彼ら、彼女らは快楽に突き抜けてしまっているのではないでしょうか。

過ぎ去った日のことではありますが、そういった彼ら、彼女らのトップに立っていたのが、ルーピー鳩山由紀夫ちゃんという、もうなにがなんだかさっぱり分けのわからない状況になっていた時期がありました。恐ろしいにも程がある。わけの分からなさだけ取り上げれば、テロリスト級。


『日本の難題』    長谷川慶太郎

徳間書店  ¥ 1,512

『長谷川慶太郎の大局を読む』の緊急版 アメリカ1年、日本2年好況続く
第一部 日本の難題
1 オリンピック後の日本
2 日本の株価
3 憲法改正
4 核保有
5 天皇制
6 安倍一強
7 製造業の行方
8 EVシフト
9 銀行業界
10 AI時代
11 朝鮮半島
第二部 これからの世界の政治と経済
アメリカ
中国
ヨーロッパ


2017年10月22日に投開票が行われた衆議院解散総選挙。長谷川慶太郎さんはこの本の中で、その総選挙の本質を語っています。

たしかに異様な選挙でした。結果を見れば、自民党284、立憲民主党55、希望の党50、公明党29、共産党12、日本維新の会11、社民党2、日本のこころ0、無所属22という配分になっていました。

安倍首相が9月28日に衆議院を解散した時点では影も形もなかった立憲民主党が自民党に次ぐ議席を得たのに対して、本来その立場にあるはずの民進党が姿を消してしまいました。始まりは、民進党両院議員総会で、代表の前原誠が提案した小池百合子東京都知事が代表を務める希望の党への合流が了承されたことでした。

ところが、合流先の希望の党の小池百合子代表が、憲法改正に否定的で安保関連法を容認しない民進党左派の合流を拒否したんですね。拒否された民進党左派の衆議院議員たちによって立ち上げられたのが立憲民主党ということになりました。

もともと彼ら、彼女らを支持する勢力は国民の中にもいたわけです。彼らが民進党の左派と呼ばれていたわけです。共産党が9議席減らしたのは、立憲民主党がその分を食ってしまったからですね。

つまり、立憲民主党がの根底にはマルクス主義のイデオロギーがあるということですね。共産党はその名前の通りですから、行き着く先はマルクス、エンゲルス、レーニン、スターリン、毛沢東ですね。社民党も同じ。ただ少し、性格に難がある団体。立憲民主党は、かつて民進党の中で分かりにくかったものが、あぶり出されて分かりやすくなったということですね。そう考えると、その数がこれ以上に増えることは考えにくいですね。

なんだかんだと問題が指摘される安倍政権ですが、それでも野党は安倍政権を追い詰めきれません。朝日新聞が最大限の後方支援をおこなっているにもかかわらず、・・・です。選挙の強さも含めて、それを支えてるのは、国民が現在の日本を取り巻く政治状況をしっかり理解しているからですね。そして、マリー・アントワネットやアレクサンドラ・ヒョードロブナを引きずりだして血祭りに上げようなんてやり方には、日本人はどうしても慣れないわけですよ。




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『真実の世界史講義中世編』 倉山満

なぜか私の目の前に山川出版の詳説世界史Bの教科書がある。今日ご紹介するのはこれじゃなくて、倉山満さんの『誰も教えてくれない真実の世界史講義 中世編』なんだけど、その前に、すぐ目の前のこの不愉快な本を何とかしないと先に進めそうもない。

なにしろ、日本人にとって、この本に書かれたことが“世界の歴史”なわけだからね。

ニュースを見ると、「官僚の体たらく」がどうのこうの、「テストで高い得点を取ることしかできない」からどうのこうのとか、ここぞとばかり言い立ててますね。きっと、ああいうこと言ってる瞬間って、とっても気持ちよくなっちゃってるんだろうな。

それにしたってすごいよ。この本で世界史を勉強して、そのほとんどを覚えて、与えられた設問に対して適切な答えを導き出すってのは、「テストで高い得点を取ることしかできない」なんてレベルの問題じゃない。とてつもない能力だと思うんですけどね。なにしろこの本で勉強するってのは、我慢が必要ですからね。我慢力。ものすごいです。ある意味で、それがあるからこそ、国を支える仕事ができるという面もあるのかもしれない。

山に連れて行ってる子たちの中にも、警察とか消防とかの公務員試験を受けようって子がいるんだけど、勉強しなけりゃいけない内容がものすごいですよ。こんなことやってなんか役に立つのってことまでありますもん。「そういう役に立たなそうなことでも我慢できる能力を問われてるのかな」なんて思ったりするくらいです。

そういう世界史からは、遠いところにあるのが、この倉山さんの本といえばいいかな。山川の世界史は、一般的日本人の世界理解に寄与していません。でも、倉山さんのこの本は、それに大いに役立つと思います。


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西欧史・中国史中心の歴史観を根本からくつがえす、“教養としての世界史"の第2弾
第1章  世界史の正体と日本
第2章  十字軍の爪痕
第3章  世界史を語る視点としての鎌倉幕府
第4章  暗黒の中世の終焉と室町幕府
第5章  中世と近代のはざまで


世界史とはいうものの、歴史の勉強ってのは、今の自分の立ち位置を認識し、自分の生きていく一助にすることにありますよね。自分の足元を照らす歴史、自分の足元を照らす世界史じゃなきゃ、本当は意味がないわけです。この、倉山さんの本は、それこそ三分の一くらいは日本史の記述になってます。日本の歴史を世界の歴史の中でとらえ直しているんですね。

だから、面白かったですよ。日本ではさほど大きく取り上げられないけど、元寇でモンゴル軍を撃退したってことの意味の大きさとか、ヨーロッパの絶対主義時代に200年もさかのぼって行われた足利義教の絶対主義とかね。世界史と照らし合わせることで日本の歴史にあらためてスポットライトが当てられているみたい。逆にそうすることで、世界史への理解も深まるしね。

いずれにせよ、日本の学問の世界はセクト主義だから、こういう日本史と世界史の交流以前に、歴史を通史としてとらえるということ自体ができていないですよね。歴史が好きな高校生は、本当は大学の史学部で、“通史”を勉強したいんじゃないでしょうか。でも、通史をおいている大学ってあるでしょうか。

たとえば、上の山川出版の世界史にしたって、東京大学の名誉教授さんを筆頭に8人の先生方が分担で書いています。通史のように見えて、実は通史になってない。セクトのつぎはぎですか。

学校で教わる歴史も、なんだか、《歴史総合》というものに変わっていくようですが、結局、セクトのつぎはぎになるんなら、同じことのような気がするな。

まあ、嘆いてみてもしょうがない。面白い歴史が読みたい人は、倉山さんの本みたいのを探すことですね。

・・・最後にこう言う言い方もなんなんですけど、私、“古代編”を読んでませんでした。・・・あたふた、あたふた




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日本解体『日本は誰と戦ったのか』 江崎道朗

オーウェン・ラティモアは太平洋問題調査会の中心的イデオローグで、機関紙《パシフィック・アフェアーズ》の編集長。太平洋問題調査課はYMCAの主導により、ロックフェラー財団などの支援を受けて設立された民間のシンクタンク。戦前から強力な半日工作の拠点となっていた組織で、実質的にコミンテルンの支配下にあったと思っていいようです。オーウェン・ラティモアはそこの機関紙の編集長で、中心的なイデオローグということですからね。本書後半で、オーウェン・ラティモアの言行がクローズアップされているので、自分の覚書のために、ちょっと、そのあたりを追いかけておきたいと思います。

日本処理について
ドイツと同様、日本も侵略能力を剥奪されるべきである。幸いドイツと異なり、日本は本土に資源を持たず、日本の工業は、ドイツの工業と違って自足不可能でバランスが取れていないし、技術的に偏りもある。

カイロ宣言によって中国は東北地区、台湾、澎湖諸島を回復する。七五〇〇万の日本の人々は、一五万マイルほどの島国に住まねばならない。終戦以前にその保有する軍艦・商船のほとんど、重工業の相当部分を破壊されるだろう。
オーウェン・ラティモア著『アジアにおける解決』

日本の戦後の産業
日本は産業帝国主義者と軍事帝国主義者が相携えて国外の資源と市場を統制するシステムを築いてきたが、征服した海外領土を失えば、このシステムは自動的に解体する。そうなれば七五〇〇万の人口の四〇%は農民となろうが、それでも食糧の自給は困難であろう。残りの六〇%は破壊された工業に就業するであろう。この工業の原材料の獲得及び海外市場への販売は、連合国の合意ある場合のみ許容される。

工業の脱軍事化は脱工業化とは違う。日本を脱工業化すれば、幾百万の餓死者が出るだろう。我々にとって日本人ほど憎むべき敵はいない。しかし幾百万の者を飢えて死なせるほどではない。

オーウェン・ラティモア著『アジアにおける解決』

1945年来日時、ラティモアの起草した賠償安
  1. 日本の経済の最低限度を維持するに必要でないすべてのものを取り除く。最低限度とは、日本が侵略した諸国の生活水準より高くないこと
  2. 軍事生産に役立った機械・器具はすべて除去または破壊される。もしこの除去した機械・器具が賠償受納の権利ある諸国に使途があれば、これら諸国にこれを与える
  3. 賠償取立ての対象となりうるものについては、賠償に先立ち二つの方法でまずこれを賦課する。第一は占領費、第二は日本の必須の輸入を行うにあたり、その代金として必要な総額に相当する通常輸出を、まず日本に賦課する。必須輸入とは日本国民の生活維持に必要なりと連合国司令部が認めたもの。
オーウェン・ラティモア著『アジアにおける解決』

賠償に関わる報告書
日本の戦後復興を厳格な監視下に置き、他のアジア諸国の経済発展を促進する。財閥は解体すべく、日本が戦後市場の機先を制することを防止する。軍事工場は全面的に撤去ないし破壊し、一定の生活水準以上の産業の余剰は取り上げて近隣諸国に割り当てる。厖大な機械の余剰は他のアジア諸国に配分される。

米国の占領は永久ではあり得ず、遠距離から日本を有効に統制することは困難だから、近隣諸国を強化して監視役とする。近隣諸国が強ければ、日本も再侵略ができないだろう。

オーウェン・ラティモア著『アジアにおける解決』


KKベストセラーズ  ¥ 1,250

戦後の常識が全てひっくりかえる 衝撃!米保守派の最新歴史研究…日本は?
序 章  日米開戦はスターリンの工作だった
第一章  日米を開戦に追い込んだゾルゲ
第二章  「雪」作戦発動
第三章  オーウェン・ラティモアの暗躍
第四章  乗っ取られたホワイトハウス
第五章  ヤルタ会議を仕切ったアルジャー・ヒス
第六章  握り潰された「反ソ」報告書
第七章  ソ連の対日参戦まで日本を降伏させるな
第八章  ソ連の対米秘密工作は隠蔽されてきた


皇室
日本が天皇なしでやっていこうと決意するのであれば、それはまことに結構なことだ。さもなくば、我々は、いまや軍国主義は徹底的に妥当され、今さら勝者たる我々は天皇を利用する必要などないということを示すべきである。我々は天皇及びその後継者となりうるすべての皇族男子を監禁すべきである。場所は中国が良いだろう。そして我々の連帯責任を強調するために、連合国委員会の監視下に置くとよい。
オーウェン・ラティモア著『アジアにおける解決』

皇室
日本の天皇制問題を解決しうるのは革命のみである。問題は制度であり、ここの天皇の性格や性向などではない。日本人が改革によって「民主的君主制」を実現しうるなどという考えは誤りである。

英王が王を持ちつつ民主的でありうるのは、英国民がかつて英国王の首を刎ねたという事実によるのである。日本国民が同様に進歩的なことをするまでは、日本は世界における不快の根源であり続けるであろう。

オーウェン・ラティモア著『アジアにおける解決』

日本
日本社会は本質的にファシスト的性格を持っている。

日本はドイツの真似をしているだけだとして、日本ファシズムは外見上のものに過ぎないとか、ドイツの二番煎じだという者もあるが、誤りである。実際は、日本ファシズムの方が、ドイツ・ファシズムよりも根が深い。日本社会は中世の頭脳が二〇世紀の手を動かす畸形児であり、「近代化」は人々のちゅせい的心性を温存しつつ、その手に近代的技術を習得させた。ここに日本社会の根源的・本質的なファシズム的性格がある。

オーウェン・ラティモア著『アジアにおける解決』

日本は、本当に危ないところ、解体され、影も形もなくなる所でしたね。




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『男の家飲みおつまみ』 浜内千波

まったく浜内千波先生は、私の酒のさかなの心配までしてくださる。なんて言ったらいいのかなぁ。私にとっては永遠のマドンナ。“かたじけなさに涙こぼるる”思いがいたします。

この本は『一個人』の特別編。だから、出たときでも、定価500円のお買い得。でも、2012年に出たものだから、いまamazonで見たら、“時価”になってましたね。もったいない話です。

どうせ“時価”の本だから、その分だけ書いてしまいましょう。

「食べても太らない男の家飲みおつまみ」を作る5か条
  1. 基本はノンオイルで調理する
  2. 調味料はなじみのものを使う
  3. 香味野菜を上手に使う
  4. 薄味でもおいしく仕上げる
  5. 野菜をたっぷり摂取する
外で飲むと、どうしても油ものが増えますね。おいしいですからね。でも、油大さじ一杯で110kcalなんだそうです。バター大さじ一杯90kcal、砂糖大さじ一杯35kcalだから、油のカロリーは高い。油のうまみが欲しいときはごま油やオリーブオイルで香りづけする程度がいいそうです。マヨネーズもカロリー高いね。

ニンニク、しょうが、ねぎは、香味野菜の中でも、とくに代謝を上げ、脂肪の燃焼を促すんだそうです。おまけにアルコールの分解を促すっていうんですから、取らないといけないですね。香味野菜だけじゃなく、野菜を取ることね。



KKベストセラーズ  ¥ 時価

ノンオイル、高たんぱくで低カロリー、簡単おつまみ五か条を伝授!
野菜たっぷりおつまみ
脂肪燃焼おつまみ
魚介系おつまみ
塩麹おつまみ
スタミナおつまみ
簡単ひとりつまみ鍋
飲んだ後のヘルシースープ
ローカロリーカクテル
健康ジュース

それから薄味。薄味はなれだっていうけど、どうなのかな。みそ汁は、いつも私が作るんだけど、だいぶ味噌の量は一時期より減らしていますよ。連れ合いはもともと薄味なんだけど、なにも言わないで食べてるから、私のみそ汁も、連れ合いに何も言わせない程度には薄味になっているんだと思う。

薄味が好みではなかった私が、なぜそれで満足しているかと言うと、おそらく出汁だと思う。足の手術で入院している時、病院食のみそ汁がうまかったんですね。思いっきり薄味なのに・・・。思い切って聞いてみたら、今、多くの病院で、病院食の見直しが行われているっていうんですよ。薄味でも、満足のいく病院食を患者に提供できるように・・・。

そのカギになるのが出汁なんだそうです。しっかりと出汁を効かすことで塩味をおさえても十分味を感じられる料理が出来上がるんだって。それでうちでも、思いっきり出汁を効かせてみたわけ。

だけど、出汁取るのも、結構めんどうだからね。

だからうちは、みんな、粉にしてあるの。みそ汁にいつも使うのは煮干し。ミルサーで粉末にしてあって、小さいペットボトルに入れてあります。それをけっこう大胆に使ってます。頭と内臓も取ってません。以前、息子が「苦い」とか、「くさい」とか言ってたのでつまみ取ってましたが、その息子も就職して家を出たので、もうそのままミルサーで思い切って粉砕しています。

それから、干しシイタケの石づきの部分。これも、粉砕して粉にしてあります。そばやうどんの下地には最適だと思います。

どうも話がそれてしまいました。もっと思いっきりネタバレしてしまおうと思ってたんだけど、残念なことです。この本は“時価”状態ですが、浜内千波先生の本はほかにもたくさんあります。いずれも深い愛情であなたを包み込んでくれるはずです。どうぞ一冊手に取ってみてください。

ちなみに、私の連れ合いも浜内千波先生を敬愛しております。




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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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