めんどくせぇことばかり 

『お盆のはなし』 蒲池勢至

私の家は本家で、父が7人兄弟だったので、お盆といえば、親戚がたくさん集まって、とても賑やかだった。うちの方のお盆は8月で、3人のおばは、いずれも長男に嫁いでいて、自分のところも本家だったけど、いとこたちは遊びに来た。一緒に叔父に連れられて、川に魚捕りに行ったり、川遊び、山遊び、スイカ食って、夜は花火で、本当に楽しかった。

あの頃、お盆が近づくたびに、どうにも納得出来ないことがあった。その年の夏になってから捕まえた各種、数々の虫たちを逃してやらなきゃならない。ご先祖様が帰ってくるから、あの世に行った人たちの供養のために、殺生は禁止。虫取りもダメだし、捕まえてあった虫もみんな逃してやるってのが、親からの無理難題だった。・・・どうして魚釣りはいいん?池の金魚はいいん?卵は食っていん?

自慢の強くて赤っぽいカブトも、貫禄のあるハエトリカン(ミヤマクワガタのことをそう呼んだ)も、水槽に放り込みっぱなしのタガメもゲンゴロウもミズカマキリも、みんなダメなん? 隣の地区の子は、そんなこと言われてねーで。

そんな餓鬼の頃の怨念はともかく、お盆の話。お盆は仏教の行事で、根拠になるのは“盂蘭盆教”というお経だそうで、シナでは西晋の時代に翻訳されたとか。盂蘭盆はサンスクリット語では“ウランバーナ”。一説にはイラン語の“ウルヴァン”に由来し、その意味は「死者の霊魂」とか。それはそれでピッタリ来ますね。

ところが、シナ翻訳の盂蘭盆教をとおすと、死んで地獄・餓鬼・畜生道に落ちた親族を救うために、生きた人間が供養をするなんてことになる。供養をすれば、あの世で親族が救われるなんて、なんてシナらしい、生々しいお経なんでしょう。

自分は三男で、お寺づきあいをする必要はなかったんだけど、お盆には惣領が“施餓鬼”に行くね。この、お寺で行われる施餓鬼と、あの世から帰ってくるご先祖様をお迎えしてお祭りするという二本立てで、お盆という行事が構成されているように思う。

施餓鬼が表で、ご先祖様が裏。施餓鬼が外で、ご先祖様が内。施餓鬼が公で、ご先祖様が私。施餓鬼が新で、ご先祖様が旧。・・・そんな感じ。じゃあ、施餓鬼が仏教で、ご先祖様は・・・日本?


法蔵館  ¥ 1,296

宗教を語る本ではありません 実は、今の日本にはなくなった家族を語る本です
「盆」は仏教行事か
盆行事の歴史と成立
盆行事の諸相
真宗と盆
お盆の行方ー死者と聖者の交流


人間が生きていくのって、とても大変なことだったから、みんないろいろな工夫をしてやってきた。お盆はご先祖様と生きている人の交流で、それを通して日本人は家を守ってきた。家を守ることが自分を守ることであった。親族が連帯し、家を守り、家族を守るってことは、本当に大変なことだった。

昭和初期生まれの父や母の人生を思うと、たいへんさが身に染みる。だけど、若いころは、それを呪った。最も避けたい生き方だったし、頭から否定してかかった。

長男が家を継いだので、18で家を出た私は、たまに親に顔を見せるの程度で、親が死んだあとは、冠婚葬祭の付き合いくらいのもの。いつしか自分が家庭をもって、おそらく私の子供は、私が若いころに感じたような家庭観はもってない。

私は反発したし、否定もしていたけど、今になると、なぜか、あの家が懐かしい。むやみやたらと、懐かしい。

私と同じような家庭観を持たないであろう私の子供たちは、おそらく私と同じような“懐かしさ”も、持たないのではないだろうか。

子どもにとって、もう少し、居心地の悪い家庭を作らなきゃいけなかったかなと、反省している。

お盆は、毎年、秩父の実家に帰って、二人の兄と酒を飲む。父や母は、いつもそれを見ているんだろうと、確信している。




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『クルマで行く日帰り山歩き』 中田真二

 今は、もっぱらこれ、“車で行く山”。

とにかく、数多く登りたい。もう定年まで、残すところ3年なので、いっそやりたいことを優先して仕事をやめてしまいたいところなんだけど、経済的に、・・・独立したとはいえ、子供たちのことも考えた場合、そうはいかない。どうしても、土日しかなくなる。ハードにやって“翌日仕事“には、まだ自信がない。土曜一日で、それなりに充実したい。なにより、交通費がかさむのは困る。

実は、今年、若い人を山に連れていく機会がありそう。もちろん、今の私のレベルで案内できる範囲の話なんだけど、その時は、人数にもよるけど、車というわけにはいかないらしい。若い人たちだから、なおのこと、あまり負担させたくない。とにかく、過去の記憶も含めて、数多く登っておきたい。

そんなわけで、本当にまだまだ“近場”ばかりなんだけど、“車で山歩き”をしている。

そういう事情になって、はじめて、こういった本の意味深さが分かった。車だと、どうしてもそこに帰ってこなきゃいけないからね。こういうやり方は、手術後、山を再開してからなんだ。

行ったことのあるところだって、「車を置く」っていうことには神経を使う。まして、山の中だったりする。こういう本があると、今の私には大変ありがたい。



ブルーガイド  ¥ 1,728

駐車場からすぐ登れる! 魅力的な42コース 花の見所・立ち寄り湯
中央自動車道沿線の山
関越・上信越自動車道沿線の山
東北・常磐自動車道沿線の山
東名高速道路沿線の山
 
2015年に出た本なんだけど、初版は2005年でした。10年の月日を置いてのことですから、世間的にも、ずいぶん価値を認められてるんですね。

この本のおかげでわかりました。こういう登り方でなら、山ってずいぶん気軽に登れるんだ。まだ、近場の山の話だけど、例えば西武線の飯能や高麗の駅の近くに車を置いて、鉄道やバスを使えば、かなりバリエーションが広がる。車を置いたところに単純にピストンっていうばっかりじゃなくなってくるはず。その方向で遠出していけばいいな。・・・今はとにかく、もう少し山慣れしなきゃ。
地図2月に行った山だ。毛呂山町の総合公園に車を置かせてもらって、埼玉医大の裏手にある石尊山って山に登った。この山なら1時間くらいで登れるので、毛呂駅の近くに300円で車を置けるけど、リハビリだからね。総合公園から歩いた。

山頂は、ゴルフ場の中というコースだけど、これが結構いい景色。
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ここの家のわきから上がるのが
一番いい。お庭先を失礼
こんなです。ゴルフ場のヘリ同じくゴルフ場のヘリ

でもね。静かでいい場所ですよ。あえて登ろうという人もないだろうし。・・・と思ったら、おじさんが犬の散歩コースにしてた。
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ほら、ゴルフ場の中、フェンス
の向こうが山頂
フェンスを開けて中に入りますこれが、ほら、結構な景色。
筑波が見えたよ
上から、反対側の急斜面を下りて行ったら、埼玉医大の敷地にぶつかった。どうやら、この後、敷地内を通っていく道筋らしい。まさか、この建物は、看護師寮では、・・・?

どんな目にあわされるか、分かったものではないので、急斜面を登り返して、同じ道を帰りました。
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看護師さん、ごめんなさい。入院中はあんなにお世話になったにもかかわらず、失礼なことを書いてしまいました。

ある日の午後、仕事をさぼって山歩きでした。




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『世界一わかりやすい地政学の本』 倉山満

自分で言うのもなんだけど、私は人がいい。人に対して、悪意を持ってどうこうすることができない。それどころか、人を試せない。試せないどころか、人の気持ちを先読みして、恣意的な行動をとることができない。“善意を尽くす”以外に選択肢がない。それだけじゃない。人の作為を疑えない。ある種の人にとっては、私をだますなんて、赤子の手をひねるよりも簡単なこと。

そんな人間になるはずではなかったんだけど、自分の意図とは無関係に、そういう人間にしかなれないように生まれついてしまった。

学生の頃、久しぶりに帰省した私に、母はひたすらその間に起こったことや、起こらなかったことをしゃべり続けた。その中に、その話は含まれていた。とある調理用品セットの訪問販売をしている業者が、私の実家の地区にやってきて、地区の奥さん方が集められた。考えれば、その中のだれかが、業者とくっついていたのだろう。大半の奥さん方が調理用品セットを買っていったという。当時、私の家は、私と中の兄の二人が学生で東京に住んでおり、とても苦しかった。母は、「みんなが5万円のセットを買っているのに、自分だけが1万円のフライパンしか買ってやれなかった。せっかくいろいろな料理をしてくれたのに、申し訳ない」と言っていた。実は、母が死んだあと、父も騙されている。父は、屋根の瓦を替えた。んん百万だった。

私も、そのうち、きっと騙される。

そんな私なんかじゃ、地政学的に思考し、行動するのは、おそらく無理だろう。そういうのは、この本の著者、倉山満さんのような人が向いている。もうお任せして、私は倉山さんの書いたものを読ませてもらって、勉強します。こういうふうにブログで紹介して、もしも、一人でも多くの方に倉山さんの本を読んでもらえたら、私でも少しは役に立ったことになる。人間には、向き不向きってことがあるからね。ほら、表紙の倉山さんの顔。そんなことばかり考えてるから、すっかり悪人になってしまって・・・。


ヒカルランド  ¥ 1,750

地政学は学問というより技術 これをわからずして世界の動きは読めない
第一章  江戸時代の日本と世界の地政学
第二章  地政学を使いこなした大日本帝国
第三章  マヌケと妄想の第一次世界大戦
第四章  悪夢と破滅の第二次世界大戦
第五章  冷戦ー変わり映えしない世界
第六章  プーチンの地政学

たしかに、“神は細部に宿る”のかもしれない。だけど、この際、この地政学の世界においては、細部は無関係、無視してよい存在なのだ。たとえ細部で、神がどんなに鮮やかな奇蹟を見せようとも、それがいかに長く後世に語り継がれようとも、残念ながら、なに一つ、世界の流れには関係がない。地政学の世界に、神は存在しないのだ。

かつて日本は、強大な軍事力によって、世界の一角に大を成した。世界中がそうであったように、欧米列強に踏みつぶされまいと、必死で世界を見つめ続けた結果であった。そう、かつて日本は、地政学的に思考し、判断し、行動した。だから、日本人にその能力があることは証明されている。

しかし、本書にもあるように、第一次世界大戦後のある時期から、つまり、世界の一角に大を成したある時期から、日本は急激に地政学的な思考を放棄していく。そして、大日本帝国は滅亡した。地政学の世界から、日本が消えた。

以来、日本は、地政学的思考を、放棄したまま戦後の世界を生きてきた。最近、日本の様々な文化が世界の称賛を浴びている。漫画やアニメから火がついたようだが、結局は、その背景にある日本文化全体、いわば、日本そのものが、世界の注目を浴びている。

しかし、地政学の世界には、日本は存在していない。北朝鮮という国家が核保有国として、アメリカとやりあう対象になることがあっても、その地政学の世界に、日本は存在していない。現状維持、それ以外になにも望めない国家。それが今の日本ということだな。




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『偶然短歌』 いなにわ・せきしろ

本屋でなにげなくペラペラめくってて、吹き出しちゃった。周囲には人もいたのに・・・。だって、これ、・・・面白いよ!

《偶然短歌》というのは、“いなにわ”さんが作り出した短歌のジャンルです。もちろん、勝手に。もとはと言えば、一見、何の変哲もない普通の文章の中に、偶然57577のリズムが含まれているのを発見したところから始まったようです。

“はじめに”に紹介されているのは、ウィキペディアの中の、[盆踊り]を解説した、こんな文章。
踊念仏は、鎌倉時代に一遍上人が全国に広めたが、一遍や同行の尼僧らは念仏で救済される喜びに衣服もはだけ激しく踊り狂い、法悦境へと庶民を巻き込んで大ブームを引き起こした。
この中に、57577を見つけた“いなにわ”さんは、そこに短歌に匹敵する詩的な趣を感じ取ったんだそうです。・・・わかりました? ども部分が詩的な57577か。

「念仏で 救済される 喜びに 衣服もはだけ 激しく踊り」・・・ですね。

なんと・・・、プログラマーである著者は、文章中から「偶然短歌」を見つけ出すプログラムを作り、ウィキペディアのすべての文章から「偶然短歌」を探させたんだそうです。・・・なんと卑怯な。これまで、何気ない文章の中に隠れ、人目にさらされることのなかった「偶然短歌」さんは、突然、舞台に引っ張り出され、スポットライトを当てられて、「わたし、そんなつもりじゃ」と拒むのも無視して、意図もしない意味を与えられてしまったのでした。


『偶然短歌』 いなにわ・せきしろ

飛鳥新社  ¥ 1,200

“偶然”は 異常なまでに 面白い 言葉に神が 宿っています
学問編
生活編
名前編
エンタメ編

どうにも、心地よいですよね、57577の語感は・・・。やはり、日本人ならではのリズム感なのでしょうね。おそらく、まったく「偶然短歌」を意識しないで文章を読んでる段階から、私たちはこの文章に、心地よい語感を感じていたでしょうね。

もしやと思って、自分がブログに残した駄文を検証してみた。そうしたらね。ありました。見たのは、ちょっと前に紹介した『世界のへんな肉』って本を紹介したときの文章。

“私事ながら 若かりし日に 山小屋に 入り浸って いたことがあり”
“サバンナの 天使インパラ に近づく しかも近くの 茂みに隠れ”

惜しいのはもっともっとあったけど、それらを無理やり57577に当てはめちゃうのはずるい話。字足らずは勘弁してもらって、二つだけ残った。なんか、歌を詠もうとして無理やりにひねり出したものよりも、遥かに出来がいいのはなぜだろう。

この本に掲載されている「偶然短歌」を選んだのは、作家の“せきしろ”さんだそうです。“いなにわ”さんが「偶然短歌」さんをお座敷に呼び出して、“せきしろ”さん裸にひんむいて、ご堪能という感じでしょうか。

“いなにわ”さんが越後屋で、“せきしろ”さんがご家老様ということですね。・・・えっ、そんなとらえ方しかできないのかって? ごめんなさい、根が下衆にできてるもんですから。

最後に、本書に掲載されている「偶然短歌」の中で、一番感銘を受けたものを紹介して、終わりにします。

“アルメニア アゼルバイジャン ウクライナ 中央アジア およびシベリア”




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五大尊のつつじは来週か?

15日土曜日、一人で山歩きをしてきた。それはいずれ紹介するけど、5月に若い人たちをハイキングに案内することになって、その下見だった。ゴールは日高市の巾着田で、桜と菜の花が見事だった。そんなはなしを連れ合いにしたら、歩きに行きたいような口ぶりなので、16日日曜日に、一緒に歩くことになった。ずっと前、子どもたちと一緒に行って、とても感動した、越生五大尊のつつじを見に行くことにした。つつじにはちょっと早いかなと思ったんだけど、ラジオで越生のつつじがほころび始めたというのを聞いたもので・・・。
五大尊この土日、事前には、ちょっと天気悪そうな話だったけど、両日ともにいい天気になりました。この日は、正直、暑かった。

昨日、この時期の毛呂山の山里の美しさに言葉を失った。この時期の素晴らしさを知らないわけじゃないんだけど、今年は、自分の足で歩き回ってそれを実感できるのでなおさら。
あるとわかっている宝でも、しまっておいたっきりじゃあ、ないのと一緒だもんね。この国の春は本当に美しい。二十年以上忘れていた。

痛いひざをだましだましの連れ合いと二人で、ゆっくり二時間くらいかけて歩いてきました。写真は上手じゃありませんけど、ほんの参考までに。
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高取山の頂上の神社これはご神木西高取山からの絶景
駅の近所にある商工会の駐車場に車を置かせてもらって準備をしていると、駅方面から来た十数名のご高齢の方のグループが、私たちの前を通過していった。私もご高齢だが、プラス十歳って感じかな。まあ、今日は膝痛を抱える連れ合いと二人だからゆっくり歩くことになるので、先に行ってもらえば、それっきり、接触はないだろう。良かった、良かった。

さて、越生神社を過ぎたところから山道に入るんだけど、実はそこで道の選択肢が二つある。大半は吸い込まれるように、大きな道を直進するのだが、左手に尾根沿いに進む道がある。どちらから行っても、同じくらいで西高取山につくのだが、直進の道は高取山を巻いてしまう。実は左手の尾根道が正解。先に行った大グループは、おしゃべりを楽しみながら歩いていて、こちらまで聞こえてくる。ぜひ直進してもらいたいと念じたら、直進してくれた。

高取山はかつて、高取城というのがあったそうで、山頂にはお社と、見事なご神木がありました。珍しい名前の木だったんだけど、・・・忘れちゃいました。

高取山から西高取山に向かうと、まもなく巻道と合流。高取山から西高取山の領域に移って、しばらく行った斜面で、先に行った大グループが休憩している。もう、山頂まで10分ほどのはず。“どうしてこんなところで休むんだ”と、挨拶を交わし、ニコニコしながら脇を通過。通過するやいなや、リーダーっぽい人が「われわれも行きましょう」と、間を空けずに続いてくる。

“・・・いやだなぁ”と思っていると、すぐ後ろをついてくる人たちが、亡くなった友人の話をしている。このあたりで、直接頂上に続く急勾配の道があるのを知ってたので、道を譲って、そっちに行くことにした。

道を開けても、十数人が、けっこう間をあけながら登ってくる。“そんなバラバラになるんなら、一緒に来ないほうがいいのに”。・・・どうも今日は、心の声がうるさい。

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山頂で休憩春霞ながら、絶景桜が散ってました
世界無名戦士之墓を経由して、五大尊のつつじを見に行きました。正直、つつじには少し早すぎたようです。ラジオは「ほころび始めた」と言ってました。たしかに、“咲き始め”でした。でも、“散る桜”と“つつじの咲き始め”を同時に楽しめるのは、今日だけだったろうと思います。
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次の週末、桜は散りきっているでしょうが、つつじは盛りを迎えるだろうと思います。

そうそう、その後、あの人たちには合わずにすみました。




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北朝鮮危機(覚書)『世界一わかりやすい地政学の本』 倉山満

シリアによるサリンの使用と、それに対するアメリカのミサイル攻撃。度重なる北朝鮮のミサイル実験・核実験準備に対し、アメリカは原潜カールビンソンを周辺海域に派遣した。

米によるシリアへの攻撃、それから、米軍がアフガニスタンで使用した大規模爆風爆弾は、核を除けば最強兵器だとか。その攻撃は、それ独自の意味があるだろうけど、同時に北朝鮮、チャイナ、ロシアに対する強烈なアピールでもある。

トランプは、習近平との会談中にシリアへの攻撃を告知したという。その後、“米中蜜月”なんて記事も読んだけど、王毅外相の必死の形相が物語るのは、“蜜月”などという甘ったるい言葉ではなく、アメリカの力に対する“恐怖”ではないか。

実際、いつになく、チャイナは北朝鮮封じ込めに動いている。実はアメリカは、このタイミングで、南シナ海にミサイル駆逐艦を派遣している。北朝鮮の核実験に備えて、有事の際のルーティーンを確認するためということらしい。しかし、このタイミングで南シナ海となれば、チャイナへのメッセージとしか受け止められない。

それに対する北朝鮮の動きだが、米中会談の結果を説明するために、武大偉朝鮮半島問題特別代表を派遣するという申し出を、北朝鮮側が拒否したらしい。

「らしい、らしい」ばかりと思われるかもしれないが、これは16日朝までに拾った各メディアニュースをもとにしている。



ヒカルランド  ¥ 1,750

地政学は学問というより技術 これをわからずして世界の動きは読めない
第一章  江戸時代の日本と世界の地政学
第二章  地政学を使いこなした大日本帝国
第三章  マヌケと妄想の第一次世界大戦
第四章  悪夢と破滅の第二次世界大戦
第五章  冷戦ー変わり映えしない世界
第六章  プーチンの地政学

チャイナやロシアからアメリカに対して、自制を求めるメッセージが発信されている。これまで、チャイナやロシアの行動にアメリカが自制を求めるのが常であったことを思えば、その立場は完全に逆転した。「なぜ世界一の軍事力を持ったアメリカが、守勢に回らなければならないのか」、・・・そんなトランプの声が聞こえてきそうだ。

産経ニュース 2017/04/14
【北朝鮮情勢】「互いに挑発やめよ」中国の王毅外相が牽制
http://www.sankei.com/world/news/170414/wor1704140042-n1.html
(全文)
【北京=藤本欣也】米国が北朝鮮への先制攻撃を準備していると報じられるなど、緊迫化する朝鮮半島情勢について、中国の王毅外相は14日、「事態の収拾が不可能になる前に、相手を威嚇する言動をやめるよう呼び掛ける」と述べ、核実験の強行も辞さない構えの北朝鮮や、軍事的圧力を強める米国に自制を求めた。

(続きを読む)に全文

産経ニュース 2017/04/14
【北朝鮮情勢】「非核化は外交的手段で」露外務次官、米国を牽制
http://www.sankei.com/world/news/170414/wor1704140047-n1.html
(全部)
ロシアのリャプコフ外務次官は14日、「朝鮮半島の非核化に関するあらゆる問題は、政治・外交的手段で解決されなくてはならない。武力による圧力は望ましい効果を生まない」と述べ、北朝鮮への軍事的圧力を強める米国をけん制した。インタファクス通信が伝えた。

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今日は、本よりも、これらのニュースを紹介したくてこの記事を書いた。ただ、この、倉山さんの本に書かれていることが、まさに立証された。

それは、世界の地政学、さらには東アジアの地政学においても、日本はそのプレイヤーではないということだ。あまりにもあからさまなので、もはや受け入れることに、何の抵抗もできない。

問題は、♬ 右を向いても左を見ても ♬、上記のような切迫した状況はどこ吹く風。テレビ番組はいつもと同じだし、日本人の関心事の、少なくとも第一位には登らない。日本人は、日本が味噌っかすであることを熟知しているし、それを受け入れているし、甘んじているなんてもんじゃない。謳歌しているのだ。

ロシアの政府系メディア“スプートニク”は、北朝鮮の核実験は、15日の金日成の誕生日か、25日の朝鮮人民軍創設85周年に行われるだろうと予測している。




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プーチン(覚書)『世界一わかりやすい地政学の本』 倉山満

ウクライナという国名は、“クライナ”が「辺境」で、“ウ”が「ど」、合わせて「ど辺境」だって。ロシア人がそう読んだんだろうけど、ロシア人から見てそう見えるっていうんだから、すごいね。そかも、それが国名であり、民族名だっていうんだからね。でもロシア人から見れば、“ロシアの一部”ってことなんだな。

ベラルーシにも言及してて、“ベラ”が「白」で、“ルーシ”は「ロシア」、合わせて「白ロシア」。ということで、これもロシアの一部。ただし、ベラルーシは湿地帯で、モンゴル人に、見向きされなかったらしいね。ロシアはみんなやられちゃったのに、ベラルーシの人間は「白人のまま」って言う意味だって読んだことがある。

まったく、国名一つとっても、ただ事じゃないね。ともかく、プーチンにしてみれば、ここまでは“確かなロシア”。

それから、以前の、ロシア人みたいな“グルジア”って名前で呼ばれるのが嫌で、アメリカ人みたいな名前で呼ばれるようになったジョージアはじめ、旧ソ連。その周辺の旧衛星国家である東ヨーロッパ。

つまり、プーチンの頭には、ソ連時代の世界観が、そのまま入ってると言うんです。


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地政学は学問というより技術 これをわからずして世界の動きは読めない
第一章  江戸時代の日本と世界の地政学
第二章  地政学を使いこなした大日本帝国
第三章  マヌケと妄想の第一次世界大戦
第四章  悪夢と破滅の第二次世界大戦
第五章  冷戦ー変わり映えしない世界
第六章  プーチンの地政学

チャイナとの間には上海協力機構という軍事同盟があって、アメリカを睨んで連携している。そのチャイナに、最近、韓国が自ら冊封国にしてもらったって書いてある。だけど、この本が書かれたあとアメリカに怒られて立場を変えて、そしたら今度はチャイナに脅しをかけられている。プーチンとすれば、まあ、朝鮮半島までは手の内ってことにしておきたいだろうけど、韓国にしろ、北にしろ、・・・ね。半島っていうのは、関わるものを振り回すよね。

インドは、ずっと、ソ連と中が良くて、・・・その理由が面白い。インドはパキスタンの逆を取るという。パキスタンもまた同じ。けっこう、そんなことで、世界は回ってるのか。

さて、中東の騒がしさは、増すばかりの状況。その中東は、ロシアの手の及ばない範囲なんだそうだ。唯一の例外がシリア。シリアは地中海に面しているしね。アラブじゃなければ、イランとも反米で一致している。たしかにそうなんだけど、イランも、トルコ同様、ロシアには、ものすごくたくさん掠め取られているでしょ。つながりは、反米だけでしょ。

中東の混乱は、原油価格を高騰させるので、ロシアにしてみれば歓迎ということね。シリアにあそこまで深入りするのも、それが理由かな。でも、産油国と話をつけて、減産に協力してるんじゃないの。

・・・最後まで読んだところで、「ガスプロムの利益はプーチンの利益である。その一方で、ガスプロムの利益に反するようなことをやったら、プーチンとて即座に暗殺されるでしょう」だって。

プーチンと安倍首相の関係から、北方領土問題の解決に期待するなんて、ありえないことだけはよくわかりました。




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テーマ : 本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

『男子ガッツリ元気弁当』 牧野直子

これを書いた牧野直子さんは、管理栄養士で料理研究家。写真を見たら、《きょうの料理》でも見たことのある人だ。その牧野さんが、実際に、自分のお子さんのために工夫してきたレシピの数々。

私は、今、弁当を作る状況にはないので、この本を、その本来の趣旨に沿って購入したわけではない。ただ、弁当のご飯っていうのは、いろいろな工夫が詰まってるから、それこそいろいろなところで参考になる。

最近の私は、自分で考えても、変わった。手術を受けて、痛みがなくなって、歩けるようになった。現象的には、それだけのことなのだ。だけど、ずいぶんと長い間、私の心は萎縮していたようで、今は、いろいろなことがやりたくて仕方がない。

これまで、昼飯は、連れ合いにおむすびを作ってもらっていた。今も、基本的に変わりないんだけど、職場に鍋や食器を揃えて、学校で色々と作るき満タン。・・・そんなこと言っても、まだまだインスタントラーメンとかけるだけのカレー止まりなんだけど。でも、この本の冒頭で紹介されている《黒酢酢豚弁当》に触発されて、“酢豚もどき”を作って食べた。

弁当のレシピだから、前の晩に仕込んでおいて、朝は時間を書けずにつくる工夫をしてあるでしょ。前の晩に仕込むって言ったって、野菜を切って、肉に塩コショウして片栗粉をまぶし、タレの準備をするだけ。それを、朝、家でやって、それぞれを小さなタッパに入れて職場に持っていき、・・・簡単じゃん。


大和書房  ¥ 1,404

腹ペコ男子がよろこぶ、まんぷく弁当の秘訣とレシピ・・・たしかにうまそう
1 これぞ男子ガッツリ弁当
2 野菜たっぷりの作りおき惣菜
3 万能だれで味のバリエーション
4 目先を変えたボリューム主菜&主菜弁当


《弁当の黄金比》というのがあるそうで、《主食:主菜:副菜=2:1:1》なんだそうです。そう思って、最初から見直してみると、たしかに。ごはん室とおかず室は1対1。スゲー❢

だってさ、私は中学校・高校の6年間、母の作った弁当を食っていたけど、とにかく腹が減ってたんで、アルマイトの弁当箱に、メシを目一杯詰めてもらった。その上におかず乗っけて、ふたを載せて、上からぎゅうぎゅう押してね。新聞紙で包んでね。

この間、橋本治さんの『たとえ世界た終わってもその先を生きる君たちへ』って本を読んだけど、貧乏だった日本が、少しずつ豊かになってくる時代だった。小学校の頃は、脱脂粉乳を飲んでたからな。

だから、《主食:主菜:副菜=2:1:1》は、スゲーよ。

そんなことはともかく、主菜はやっぱりガッツリ系ね。だけど、「肉を食わせておけばいい」っていうのじゃなくて、《ブリの竜田揚げ弁当》、《イワシの蒲焼弁当》、《鰆の味噌ヨーグルト焼き弁当》なんかも揃ってて、準備だけしておけば、なんにも心配ない。副菜の野菜は作り置きでつめるだけ。これも参考になる。変わり種は《やきそば弁当》、・・・自由だな。

私なんか何の事はない。マルシンハンバーグを焼いて、ぎゅうぎゅう詰めのメシの上に乗せてもらえば、それだけで大満足だったんだから。・・・やっぱり、“その先を生きる”若いもんには、《主食:主菜:副菜=2:1:1》の黄金比が必要だな。




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テーマ : 料理の本
ジャンル : 本・雑誌

『もう山でバテないーインターバル速歩の威力』 能勢博

学生の時に大バテしたことがある。先輩にぶん殴られて、蹴っ飛ばされて、結局、一人で大井川鉄道で帰った。完全に左足が上がらなくなって、右足だけでなく、体のあちこちに負担がかかって、・・・思い出すのも嫌だな。

左足にしたって、いつもダメになるわけじゃないから、その後も山に登ったけど、人と登るのは、どうもね。怖くなっちゃってね。大学の間も一人で登ることが多かった。大学を出てからは、もっぱら一人。そんな中、山をめぐって仲良くしてもらった13歳も年上の先輩がいて、その方を除いては、山は一人で登った。30歳過ぎで、山をやめるまで。・・・考えてみると、私の登山歴って、20年に届かない。

今は、もう足を直したし、少なくとも、左足を原因とする不調を恐れる必要はないんだけど、気が付いたら歳を取っていたので、意識してトレーニングしていかないとね。そんなこと言いながら、4月に入り、仕事内容に多少の変化があり、全然時間が取れない。・・・どうしよう。連れ合いと二人の生活になって、けっこう時間をかけてうまいものを食わされているので、気のせいか腹が前にせり出してきたような気がする。・・・まず~い❢  いえいえ、昨日のコロッケはうまかった。

できれば、毎日、山を歩ければいいんだけどな。「そうはいかへんやろ」(最近よく登場する“大木こだま”風で)。職場まで歩くか。13km。往きはいいけど、帰りが嫌だな。どこかで1時間時間が取れないかな。そしたら、この“インターバル速歩”で体力アップする。職場は5階建てだから、それこそ階段でインターバル速歩してやるぞ。・・・明日から


山と渓谷社  ¥ 1,296

最先端の運動生理学が裏付ける、山を楽に長く歩けるとっておきのトレーニングと能力
序章  山登りと「インターバル速歩」
第1章  山に登る前の下準備
第2章  山登りで大切な話
第3章  山登りにはエネルギーが必要だ
第4章  山登りに必要な基礎体力
第5章  インターバル速歩で体力アップ
第6章  山を歩くときはこんなことに気をつけよう
第7章  山のあれこれ

表紙の作りがけっこう淡白で、どちらかと言えば“健康分野”に属する本と認識して読み始めたんですが、ちょっと違います。事実、運動生理学という立場からの内容は3章と4章。“インターバル速歩”そのものに触れるのは、ようやく、5章になってからです。

それを除いた序章、1章、2章、6章、7章に何が書かれていると思いますか?・・・みんな、山のことです。そう、この本は、山の本です。

えっ? 分かってるっておっしゃるんですか。まあ、たしかに山と渓谷社だから、当たり前って言えばそうですけど。

そうは言っても、私の注目は、あくまでもインターバル速歩なんです。5章ね。手術から半年、空身なら、だいぶ歩けます。ただ、背骨がS字に湾曲しているのが原因らしいんですが、今、それが両ひざに来ています。「ひざが痛いから太るのか、太ったから膝が痛いのか」って宣伝でやってますが、「どっちも❢」って言ってますよね。私もそう思います。痛いからと大事にしていても、周辺の筋肉が落ちます。大きな負担を書けないように歩く。・・・大きな負担? 高低差があったり、荷物を背負ったり・・・? 山?  忘れて、忘れて。

大事にしたって、もう先が長くないもん。

先の長い、若い人たちが、雪崩に飲み込まれて死んでしまいました。悲しくて、悲しくてなりません。どうしてあんなところで、あんな天気の中で。

この本にも書かれてました。風の日、雨の日、雪の日は、山を歩いちゃいけません。よんどころないこともあるでしょうが、山は次の日もそこにあります。

合掌 若い先生も含め、君たちのことは忘れません。




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『アメリカが隠しておきたい日本の歴史』 マックス・フォン・シュラー

Business Journal 2017/03/31
拘置所で全裸にされて肛門の中まで調べられる韓国・朴槿恵…「韓国の恥」で支持率0%
http://biz-journal.jp/2017/03/post_18545.html
(抜粋)
3月31日、韓国前大統領の朴槿恵(パク・クネ)容疑者が逮捕された。

友人の崔順実(チェ・スンシル)容疑者と共謀してサムスン電子副会長の李在鎔(イ・ジェヨン)容疑者から433億2800万ウォン(約43億円)の賄賂を受け取ったとされるなど、全部で13の容疑に及ぶスキャンダルは「崔順実ゲート事件」と呼ばれる。

朴容疑者は、これで全斗煥氏、盧泰愚氏に次いで3人目の元大統領の逮捕者となった。2016年10月に発覚した同事件は、それから約半年後に現職の大統領が罷免、逮捕されるという結果となった。

(続きを読む)に全文


歴代の中では、朴槿恵はとびきりクリーンだったろうな。根拠があるわけじゃないけどさ。朴槿恵は家族の縁が薄くて、たかってくる奴も少なかっただろうしね。頭のいい女が、そんな失敗はしないだろう。だけど、何かを見誤ったからこそ、自分自身が逮捕されるようなざまになった。

見誤ったのは、李明博によって進められた合理化で、韓国人の大半の生活が相対的に厳しい状況に追い込まれたこと。グローバル化の波にさらされて、「万人の万人に対する闘争」が時間無制限で繰り広げられ、勝者と敗者が明確にされて、地域や家族の連帯をズタズタにされてしまったこと。日韓合意で慰安婦問題の不可逆的解決がなされたことで、半日で憂さ晴らしをするのが難しくなったこと。・・・そんなところかな。

それにしても、自分たちが選んだ大統領の、けつの穴まで調べさせる韓国人のえげつなさ。心の底から恐ろしい。ありえないことだけど、まかり間違って日本が韓国の下手につくようなことがあれば、彼らは天皇陛下に対しても、同じことをやる。


『アメリカが隠しておきたい日本の歴史』    マックス・フォン・シュラー

ハート出版  1,620

アメリカ人が語るアメリカの嘘 真実を語ること、それはヘイトスピーチではない
Chapter1  日本は攻撃的な国だったのでしょうか
Chapter2  日本陸海軍は本当に残虐だったのでしょうか
Chapter3  大東亜共栄圏
Chapter4  日韓関係はなぜ修復できないのでしょうか
Chapter5  併合時代の真実
Chapter6  日韓問題の現実
Chapter7  思い違い
まえに『1907』という、伊藤博文統監にまねかれて来韓したジョージ・トランブル・ラッドの書いた本を読んだ。その本もそうだったんだけど、この本も、まずは先に英語の段落があって、そのあとに日本語の段落がつけられている。言うなれば、内容はページ数の半分ということになるわけだ。それから、『朝鮮が劇的に豊かになった時代』という、アレン・アイルランドの書いた本もそうだった。

それにしてもこの本、Chapter4以降で、盛んに韓国という国の特殊性を説明している。その点で、彼が参考にした書物が巻末に紹介されているんだけど、なんとその一番手が『韓国が劇的に豊かになった時代』であり、二番手が『1907』だった。

それらを参考にして、かなり正確に韓国のことを分析している。著者はドイツ系アメリカ人で、1974年に岩国基地へ海兵隊員として来日した人物。その後、長期間日本で生活し、韓国で英語教師として生活した経験も持つ。そのためか、日韓の関係に関しても、観察眼は冷徹だ。

たとえは私は、若い時分、左翼系の運動に入れ込んだ。韓国に関してもそうだ。貧乏なくせに、朴慶植の『朝鮮人強制連行の記録』なんてバカ高い本を買って読んで、日本に向けてこぶしを振り上げてた。まあ、家族はじめ、周囲の人の厚情を受けてこっちの世界に引き返すことができたけど、そんな私の目から見ても、どうしても、韓国に関しては、口をつぐんでしまうところがある。まあ、私のダメなところだけど・・・。

反省だな。著者の言う通り、真実を語ることはヘイト・スピーチではない。私も、時間がいくらでもあるって歳じゃないし、もう廻り道はしていられない。




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「歴史修正主義」とは、戦前の日独をことさら評価する史観ではない。
米英両国の外交に過ちはなかったのか。
あったとすればそれは何だったのか。
それを真摯に探ろうとする歴史観だ。
英米独露の外交と内政を徹底検証し、二つの世界大戦が、実は「必要」も「理由」もない戦争だったことを明かす。
これから出る本










































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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































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